生活の悩みを共有していきましょう!

生活の悩み工房

生活の悩み

一万キロを挟んで~海外在住者が抱える、親の介護問題

投稿日:

私は20代の半ばに縁あって今現在も暮らすヨーロッパのある国に移住して来ました。移住の理由となった当時恋人の男性と結婚し家庭を築き、可愛い子供にも恵まれ、安定した職に就き、まさに平凡な幸せを絵に描いたような日々を送っています。そんな私の一番の悩み、それはいずれ訪れる親の介護。

 

私の両親は外国には全く縁がない環境で人生の大半を過ごした、その年代の一般的な日本人。70歳を過ぎて会うたびに年を取ったと思うものの、おかげさまで二人とも元気に関東地方にある実家で暮らしています。でも人間必ず年は取るもの。一年に一回のペースで親に会う私は毎年それを痛いほど実感。そして親の老後を心配する私の何よりの理由は私が一人っ子、という事実。親にとっては困った時に頼りにしたいたった一人の娘が遠い遠い異国で暮らしているわけです。中年に差し掛かり、親の老後もいよいよ本格的に近づいてきたところで私は考えます、「ある程度はお金で解決するしかない」と。

 

本来だったら同居して老後の世話を見てあげたい気持ちはやまやまですが、私がこちらで仕事を持ちこちらの人と結婚して日本に帰国する予定は無し、そして一方の両親も私の居住国に移り住む気はさらさらない、という状態なので自動的に遠距離の介護が予想されます。ここで介護と言ってももちろん私が自分で手を出せる問題ではなく、施設なりヘルパーなり、ありとあらゆる手段の外注を頼ることになるでしょう。

 

いずれ来るその時に備えて今私にできる事はコツコツと働き続ける事。ある程度の貯金と何よりも経済的な自立力があれば、親の介護に往復する高い飛行機代も堂々と夫に気兼ねすることなく買えるに違いない、という計算です。親の介護の為に買う航空券を渋る男と結婚した覚えはないのですが、どんなに気前がいい相手だったとしても自分の稼ぎがあればこちらの気持ちは数段軽くなります。

そして一生懸命仕事をして会社に貢献し、職場でそれなりのポジションを確保しておく事ができれば、本当に必要になった時に「介護休暇」のような物も申請しやすいのでは?

 

日本の実家で親を介護してあげる事が現実問題無理なため、ある段階からは施設にお世話になるでしょう。両親が受け取る微々たる年金に月額いくらを加算すれば、人間らしい生活を最後まで送らせてあげられるような施設に入れるのか?そしてそれは何年続くのか?いくらあればお金は足りるのか?!両親には是非とも長生きはしてもらいたいものの、数十年に渡る可能性もゼロではない長い長い遠距離介護を考え始めると・・・「今は考えるのやーめた」と私の心は逃げがちです。

 

そして我が家の一人息子はまだ幼く、長い間父親と二人にして自宅を離れ、日本に滞在することはこれまた大変ハードルが高い事。せめて息子がもう少し大きくなって父親との留守番も長期間できるようになるまでは親には元気でいてもらいたい、お父さんお母さんあと10年ぐらい頑張って!というのが私のセツな願いです。

 

 

-生活の悩み

Copyright© 生活の悩み工房 , 2018 AllRights Reserved.